シーホースとナッツ

長女「きなこ」と次女「あんこ」の子育て中に考えたこと、の保管場所。

企業に「働くママに寄り添う」前にやってほしいこと

サイボウズという企業の、 「働くママたちに、よりそうことを。」 と銘打った取り組みの件。今年に入って公開された第2弾のムービーにも 実に多くの意見が出されていますし、 私もTwitterで散々苦言を書いたので、 もうこれ以上何も言わないでおこうかと 思…

「なぜ自分は育児をするのか」 をあえて考えてみる

このブログの検索ワードを見てみると、 圧倒的に多いのが「産後」のことです。 実際、例の産後クライシス記事以来 幾度となく触れてきた話題なので そりゃそうかなぁという気もするのですが、 そこに続く第二検索語も見てみると 「産後 旦那がストレス」 「…

妊娠支援アプリ『Ovia』をおすすめします。

※今回は、妻からの発信を代筆の形でお送りします※ * * *「妊娠支援アプリ」(妊活アプリ)は 女性一人で使うものがほとんどで、 カップルで情報共有できるものだと 日本語アプリとしては現在 『コウノトリ』がありますが、 残念ながらiPhone同士でないと…

「パパ」ではなく「家族構成要員その1」

数日前、仕事から帰ってからのことです。 妻ときなこが目の前で こんなやり取りをしていました。 「お母ちゃんとお父ちゃん、どっちが好き?」 「おとうちゃん!」それを聞いて、僕は正直驚きました。 答えの方ではなく、妻がした質問の方に。 別にそこは比…

「いいとこ取り育児」を担う身として

先日、いつも見ている「MAMApicks」に こんな記事が出てました。MAMApicks:「ハレノヒ育児」 〜子育ての「ハレ」と「ケ」考〜僕も会社勤めをしている以上、 平日の日中ずっと一緒にいる妻と比較すると 圧倒的にきなことの接触時間は少ないので、 多分僕がや…

2人きりでの家事&育児は「笑い飯」方式がいい

説明不要かと思いつつご紹介しておきますと、 「笑い飯」とは吉本興業所属のお笑い芸人で、 ネタの途中にボケとツッコミの役割分担が 何度となく入れ替わる漫才で知られています。で、夫婦2人だけで子育てしている家庭の場合 つまり実家などからのサポートが…

「妊すぐ×コウノドリ 男の妊娠読本」

モーニング公式サイト 妊すぐ公式サイト雑誌の話なので期間限定になってしまいますが 今発売中の「妊すぐ 2013冬号」に、 モーニングという雑誌で連載中の 『コウノドリ』というマンガとのコラボ企画で 「男の妊娠読本」という付録が付いています。 これがと…

東洋経済の産後クライシス記事に感動した話

2週間前にこのブログでも触れた、東洋経済の 「産後クライシス」がテーマの記事。 今日いよいよ第3回目がアップされました。東洋経済ONLINE - 産後クライシスタイトルは【「産後クライシス」でギリギリの 夫を救う方法】、さらにサブタイトルに 「夫を救うの…

「産後クライシス」記事の前に、対策について考えた

「東洋経済ONLINE」というサイトで、 ビジネスニュースに混じって連載されている 「産後クライシス」の記事が面白いですね。東洋経済ONLINE - 産後クライシス産後クライシスという言葉が「あさイチ」から 生まれてもう1年以上がたちますが、 今回改めてしっ…

育児の閉塞感と「ハレの日」の重要性

昨日は天候のせいか、朝から体調が悪く 気分も何だかふさぎ込んでしまいました。 思えば最近は、週末になるとかえって疲れる、 という日々が続いているような気がします。平日につきっきりでムスメの面倒を見ている 妻のストレスを、ちょっとでも軽減しよう…

風疹について、正直な思い

風疹の問題が日に日に大きくなっています。 NHKでは日々「ストップ風疹」という キャンペーンが行われているし、 今日は「クローズアップ現代」でも 特集が組まれていました。正直、「妊娠初期に風疹にかかることで 生まれる子どもに障害が出る」なんてこと…

「右へならえ」と「見えない不安」

数日前、Twitterで 「学校指定で買わされる物が多くて大変。 どれも高いし。」 というような話題が盛り上がり、かくいう僕も 「指定の上履きが高すぎる!と親がダイエーで 似たような靴を買ってきて、履かされた」 という思い出話をつぶやいたりしましたが、…

『夫婦のワークライフバランス』から考えたこと

昨晩は、Twitter上で開かれている ワークライフバランスがテーマのイベントに 恥ずかしながら参加させて頂きました。というのも 今週のテーマを自分で提案した立場だったもので、 「ちょっと覗ければいいや」という訳にもいかず 思っていた以上にしっかり参…

パパがママより楽な理由…?

今日で年末年始の休みが終わりました。 久しぶりにたっぷりゆっくり休むことができて、 やりたかったことも家のことも沢山できた 充実の9日間になりました。妻も、一人でお世話漬けだった日々から解放されて 少しはリフレッシュできているといいのですが、 …

「小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK」

Twitter経由で知った本で、すごく良かった1冊です。 専門家である小児科の先生が、 育児に関するいろいろな疑問にQ&A形式で 一つ一つ答えてくれるという内容で、 特に「初めての子育て」でわからないことばかりの お母さん(お父さん)が抱きがちな、様々な…

「「パパ権」宣言!―お父さんだって子育てしたい」

この間図書館に行って、自分用にも何冊か 本を借りてきましたので紹介します。1冊目は「すくすく子育て」や、このブログでも おなじみ汐見稔幸さんを含む、3人のパパさんが 「父親にも家庭に関わる権利を!」という主張を 打ち立てて、それぞれの経験などを…

『産後クライシス』を死語にしよう

先週末に見た、2つの番組についての感想と合わせて いろいろ考えたことなどを書いてみようと思います。一つ目は日曜朝のNHK「おはよう日本」内での、 『産後クライシス』をテーマにした特集です。 以前「あさイチ」でこの特集が組まれた時は もっと扇動的と…

いい夫婦の秘訣は「我慢」じゃない

今日は「いい夫婦の日」ということで 朝のニュースでもそのことを取り上げていて、 そのコーナーの結論がまさかの 「いい夫婦の秘訣は我慢!」でした。 「夫婦間のストレスは我慢で乗り切れ」なんてことを 公共の電波で言っちゃってるわけなんですが、 それ…

このコラムに大賛成

いつも読んでいる「MAMApicks」というサイトで 今日アップされたコラムが、あまりにも 自分の言いたいこととピッタリだったので、 ぜひご紹介したいと思います。MAMApicks:「ワーキングマザー」「イクメン」が 死語にならないかぎり子育てしやすい社会は遠い…

「非クメン」改め「引くメン」

以前、育児に積極的な男性を「イクメン」と呼ぶ 風潮のことを小バカにして、むしろそれが当たり前で 逆に育児をしない男こそが恥ずかしい世の中になって そういう人達は「ヒクメン」て呼ばれればいいのに! みたいなことを書きました。それから数ヶ月、もち…

「頼る」ということ

ここのところ、Twitterで見かけた 「自立とは、多くの人に依存すること」 という言葉が、ずっと頭から離れずにいます。我々夫婦はそれぞれに地元を離れて、結婚と同時に 二人にとって初めての地で生活を始めました。 出産にあたっても、里帰りなどは全く考え…

「育児ストレス」の問題について

昨日の「すくすく子育て」を見ました。 今回のテーマは「育児ストレス」。 この間の「産後クライシス」といい、そういうことを テレビで取り上げてくれるようになってきている というのはとてもありがたいことだなぁと思います。 個人的にも、ちょうど2日前…

夫が「産後」を知るために

昨日のNHK『あさイチ』は、 「産後クライシス」というテーマでした。 妻が事前に気づいて予約してくれていたので、 帰ってから全部見ることができました。内容は「産後、夫の無理解から夫婦仲が悪化する」 というようなもので、 たくさんのお母さん方の「そ…

「子育てハッピーアドバイス ようこそ 初孫の巻」

前にも少し触れた「ハッピーアドバイス」の最新刊、 改めて読みましたので感想などを少し。今回テーマは「孫」ということで、初めて孫を迎える 祖父母の皆さんに読んでもらいたい、 というような内容になっています。 実はわが家のそれぞれの両親にとっても う…

お母さんを守りたい

Twitterなんかを読んでいると、 同じような月齢の子を育てているお母さんたちの 子育てに対するつらさや悩みが、痛いほどに 伝わってきます。 そしてわが家でも妻が、 永遠と続く赤ちゃんのお世話にすっかり疲れて 弱ってきているのをひしひしと感じます。 …

「母の日」より「妻の日」

昨日は母の日でしたね。たくさんの家庭で、 花を贈ったり手作りの品を贈ったりといったことが 繰り広げられたことでしょう。 かく言うわが家でも、今年初めて母になった妻に これまでお疲れさまの意味を込めて、ささやかながら ケーキを贈りました。(赤ちゃ…

「子供の生きる国―産んで育てて、ニッポン・イギリス・フランス」

海外の子育てをテーマにした本を読むのも、 これで3冊目です。 今回は日本・イギリス・フランスの3カ国それぞれで 1回ずつの出産を経験したお母さんが、 その国ごとの出産・育児のやり方や考え方を 実体験を通して紹介してくれる内容になります。何しろ全て…

「フランスの子育てが、日本よりも10倍楽な理由」

これもタイトルが気になって、先日読んだ本と一緒に 買ってみたのですが、読む順番としては こちらが後で正解でした。主夫としてフランスで子育てを経験した方の本で、 かの国の育児と家族支援にまつわる社会の仕組みや そこに暮らす人々の考え方を紹介しつ…

「世界に学ぼう!子育て支援」

世界6つの国について、子育てを巡る社会的な支援が どのように行われているのかを紹介した本です。 編著は教育テレビ『すくすく子育て』でおなじみの 汐見稔幸さん。 この方が関わっている本には、偶然なのか 興味の方向が同じなのか、本当によく出会います…

ニュースに対して

今日のニュースで、ネグレクトの事件に関する 検察側の求刑のとても厳しい言葉を目にして 非常にイヤな気分になったのですが、 さらにそのニュースに対するネット上の反応 (ほとんどが母親のことを責める内容)を見て、 「これは困ったことだなぁ…」とさら…