シーホースとナッツ

父親目線で、長女「きなこ」と次女「あんこ」の子育ての記録や思ったことなどを書いていきます。

「ひといちばい敏感な子」

数ヶ月前にその言葉を初めて知ってから、
何となくこれなんじゃないかなぁと
2人で予想を立てていた「HSC」。

今回、それについて書かれた本
「子育てハッピーアドバイス」のシリーズで
出るというので、楽しみにしていました。
このシリーズ、私達2人が子を持つよりも前に
自分自身と向き合う上で非常に助けられてきた
我が家になくてはならないものだったので、
まさにきなこが学校に行けなくなった
このタイミングでの発売に、またもや
助け船になってくれるのではないかと
大いに期待をしていたのでした。

読んでみて、一言で言えば
「ビンゴ」だったな、と思っています。
HSCの特徴として例示されているものに
あまりにもきなこが当てはまっていて、
そのまますぎて笑ってしまうくらいなものも
いくつも出てきました。
この6年間で「難しいな」と感じていたことの
いろんなことがこの本に書かれているような、
それくらいの実感を持っています。

そしてさらには、そこに書かれていた特徴は
親である自分達自身にもかなりの確率で
当てはまっていたのでした。
要するに、親子3人そろってどうやら
HSP(Highly Sensitive Person)でした、
という話だったようです。
何というか、そりゃあこの2人から生まれれば
そうなるかーという感じで、
ちょっと割り切れた所はありました。
これまで1ヶ月くらい、幼稚園の
登園拒否の頃から考えれば約1年近く、
何が正解なのか、どうすればいいのか
わからないままあがいていたのが
ようやく少し納得できたような気がします。

ただ、そのHSCの特性が表れる強さは
きっと人それぞれバラバラなのだろうし、
そもそもここに書かれている特徴は
誰だって1つくらいは当てはまるんじゃないか
とも感じたのでした。
本には人口の2割ぐらいとあったけれど
それは明らかにHSCであると言える人だけで、
本当はもっとたくさんの人がそういう部分に
多かれ少なかれ生きづらさを感じながら、
それでも何とか周りに合わせるために我慢して
自分を押し殺して生きてきたんじゃ
ないだろうかと感じてしまったのでした。

たまたま我慢してしまえる程度だった。
もしくはとてもそんなつらさを
口にできるような環境じゃなかった。
そういう人達の声は表に出ないまま、
この社会はいろんなものを無視してきた。
今日この日にも、本当はたまらなく嫌な思い、
逃げ出したい思いを抱えながらギリギリで
学校に行っている子どもがいるかもしれない。
彼らの声を聞こうという姿勢にどれだけ
なれているのか。
一種類の人間しか想定しない社会、
一種類の教え方しか用意しない学校の
在り方そのものに無理があるのだという
起点に立たなければならないのではないか
と思います。

とはいえ、さし当たり今現在学校に
行けていない我が子の対応を考えなければ
なりません。
これまで自分達の知識が足りず、
誤った対応、よくない言動をたくさん
ぶつけてきてしまいました。
入学からここまで、こちらからは見えない
たくさんの努力と我慢をしてきたのだろうと
思います。
だからこそ限界が来てしまった。

本の中にも、手が掛かるということは
それだけ本人がそういう自分を出せる環境だと
思っているから、という話がありました。
今回学校に行きたくないとはっきり意思表示を
してくれたことをむしろ喜んで、
今後彼女がどうすれば安心して勉強ができて、
どうすれば小学校で身につけるべき知識を
蓄えていくことができるのか、
具体的な手だてを打っていきたいと思います。
取り急ぎ、来週には学校でそういった話を
する機会が持てそうなので、
その際にはぜひ今回のこの本を持ち込んで、
うちの子の特性について理解してもらう
一助になってもらえたらと思っています。

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まだまだこれからだけど、心が晴れたという
実感はあったような気がします。