シーホースとナッツ

父親目線で、長女「きなこ」と次女「あんこ」の子育ての記録や思ったことなどを書いていきます。

「子供の生きる国―産んで育てて、ニッポン・イギリス・フランス」

海外の子育てをテーマにした本を読むのも、
これで3冊目です。
今回は日本・イギリス・フランスの3カ国それぞれで
1回ずつの出産を経験したお母さんが、
その国ごとの出産・育児のやり方や考え方を
実体験を通して紹介してくれる内容になります。

何しろ全てが実際に体験した話なので非常に面白く、
また軽い感じの語り口もあって
一気に読みきってしまいました。
出産時の助産師さんとのやりとりなども
とても詳細に描かれていて、これまで読んだ2冊とは
まただいぶ違った切り口になっています。
その辺りは、実際に出産を経験した人には
(僕は立ち会いをしただけですが)
より面白く読んでもらえるんじゃないでしょうか。

日本流の、とにかく全てがきっちりしていて
いろんなことに気を遣う出産と比べると、
イギリスやフランスのそれは
人によっては「こんなの絶対無理!」と思ってしまう
内容かもしれませんね。
でも作者の方だって、一人目の時は日本でのやり方を
普通のことと思ってやってきた経験があったわけで、
それでも両国のやり方を戸惑いながらも受け入れて
見事元気なお子さんを出産しています。
その経験を決してマイナスのこととは
受け止めていないようですし、そして何より
3人の子どもはみんな問題なく育っているわけです。

この本を読むと、いかに日本で一般的に
「こうだ」と言われているやり方というものが
いくつもあるルールの一つに過ぎないか、
ということがわかるんじゃないかと思います。
というよりそもそも子育てにルールなんてなくて、
命さえ守られていれば子どもは勝手に育っていく。
そういうことなんだろうと思います。

言い方は悪いですが、
あれこれやらなきゃと必死になっていることが
すごく「バカバカしく」なるんじゃないでしょうか。
アマゾンのレビューを読むと、
この本に癒されたという意見が沢山見受けられます。
日本での子育てでつらい気持ちになってしまったら、
この本で気晴らしをすることをおススメしたいです。

それにしても、
フランスの親たちの「自分の人生を楽しむ」という
徹底した姿勢はすごいですね。子ども達に
「将来こんな大人になりたい」と思ってもらうために
まずは自分達が楽しまなきゃ!という考え方には
僕も以前「世代交代」ということを認識していたので、
目からウロコでした。

子供の生きる国―産んで育てて、ニッポン・イギリス・フランス子供の生きる国―産んで育てて、ニッポン・イギリス・フランス
(2005/07/25)
薗部 容子

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上の本は在庫なしですが、どうやらリニューアル版が
出ているようです。

まず、ママが幸せに―産んで育てて、ニッポン・イギリス・フランスまず、ママが幸せに―産んで育てて、ニッポン・イギリス・フランス
(2011/07)
薗部 容子

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