シーホースとナッツ

父親目線で、長女「きなこ」と次女「あんこ」の子育ての記録や思ったことなどを書いていきます。

居場所がなさすぎる

今週、きなこは5日のうち2日しか
学校に行けませんでした。
前の週の旅行が終わってしまい
お楽しみが何もなくなったことが
影響したのかもしれませんが、
こちらも週の半ばの日に出発の直前になって
突然グズグズし出すというような事態を
想定できなかったこともあって、ずいぶんと
よくない対応を取ってしまいました。
3回目の休みの時には改めてお互いに
じっくり話をし、先生にも状況を伝えたので、
明日以降もそうなるようなら
そういうものとして、本人を追い込まずに
済むように対応していこうと思います。

そんな平日が終わった土曜日、久しぶりに
児童館に子ども達を連れて行きました。
するとたまたま同じクラスの子が来ていて、
あちらも顔見知りの来訪が嬉しかったのか
何かと世話を焼いたり誘ってきたりしました。
正直、マイペースに遊びたいタイプのきなこは
終始微妙な表情だったのですが、かつその子は
以前からその児童館によく来ているらしく
相当そこでの決まりごとにも通じていて、
きなこや僕がそれに合わないことをすると
その都度すごい勢いで指摘をしてくるので、
最終的にはきなこも嫌になってしまい
半ば逃げるようにまだ遊び足りない様子の
あんこを引っ張ってその場を後にしました。

きっとその子も普段から家庭などで相当厳しく
言われているからこそなんだろうなぁと
ちょっと気の毒な気持ちもありつつ、
これまできなこにとって息抜きの場だった
はずの児童館が、小学生になったとたんに
ガチガチのルールに縛られた居づらい場所に
変わってしまったのだろうか…と思うと
不憫でなりません。

というのも実はそういうことは他にもあって、
たとえばお店のキッズスペース。
ただでさえ数そのものが減ったりしている中、
せっかくあっても対象は「小学生未満」。
きなこは学校に行くようになったことで
そこでは遊べなくなってしまいました。
確かに1~2歳の子どももいる中に
小学生が入っていくと怪我をさせたりして
危ないというのはわかります。でも、
本人にとってはちょっと前まで遊べた場所が
急に立ち入り禁止になったわけで、
当然不満タラタラです。
実際問題、そんなふうに小1になったとたんに
遊べる場所が一気に減ってしまったな…という
印象を最近すごく受けるわけです。

考えてみると事態は思った以上に深刻で、
我が家の状態で学童になんて当然入れないし、
学校が用意している「ひろば」的な居場所も
そもそも学校自体が嫌なのに行くわけないし、
街には子どもが行って楽しいお店が
どんどん減っていって代わりに年寄り向けの
ものになっていってるし、
きなこにとって「ただ居られる場所」が
いくら探しても自宅以外にないんです。

きっと他の子達はさっさと友達を作って
お互いの家に行ったりしているのでしょう。
でも彼女は幼稚園の途中から行けなくなった
こともあって、ほぼそういう関係を築けずに
ここまで来てしまいました。
そしてすでに学校でも同じような状況に
なりつつあり、それに加えて今回の児童館の
ようなことがあれば、ますます友達関係を
作るのが恐くなってしまうのではという気が
しています。

現状習い事として週一回教室には通っていて
そこはずいぶん楽しそうに行っていますが、
それだって「何かをしなければならない場所」
であることには変わりがありません。
行く以上はやることが決まっていて、それに
一生懸命取り組まないといけないのです。
そうじゃなくてもっと「ただ居られる場所」、
別に何もしてなくてもいいからそこに行って
ただ過ごして帰ってこられるような場所が
本当に見当たらないことに愕然としています。

うちの子以外にも、そういう境遇になって
つらい思いをしている子どもってのは
いたりしないんだろうか。
小学校に行きだしたことで急に過ごせる場所が
なくなってしまい、路頭に迷っている子どもは
他にいないんだろうか。
それこそ、今の自分に有り余るほどのお金と
時間があったら、そういう場所を作って
「別に周りの子としゃべらなくてもいいし
皆と何かをしようとかしなくてもいいから
ただ来て過ごしてていいよ」
みたいな居場所を提供してあげたいなぁ
ぐらいのことを考えたのでした。

ちなみに同じようにきなこにとって大好きな
場所だった子育て支援施設の一時預かりも、
小学生になったことで行けなくなりました。
そして今度はあんこを預かってもらおうにも、
予約受付初日でその月の分がすべて
埋まってしまって取れないという状況が
ここ最近続いています。
未就学時だってやっぱり居場所はないんです。
何なんですかね、この国。