シーホースとナッツ

父親目線で、長女「きなこ」と次女「あんこ」の子育ての記録や思ったことなどを書いていきます。

仲良くやってける気がしない

入学式でした。

ある程度覚悟はしていたつもりだけど、
それをはるかに上回る現実が
そこには待ち受けておりました。

トータル2時間半くらいのその時間が
永遠に感じられるような苦痛さで、
本当にヘトヘトになって帰ってきました。
感覚としてはここ数年のうちで
一番疲れたんじゃないかというくらいです。

一緒に連れて行った現在2歳のあんこが、
その長くて退屈な時間を我慢できず
会場を走り回ったり、取り押さえられて
大声を上げたり、床に這いつくばったりは
まあ想定の範囲内だったのでいいです。
それより何よりその式のあり方自体が
「えっそれ何のためにやってんの?」という
疑問しかない感じで、とにかく脳への
ストレスがすごかった、ということです。

とても全ては挙げきれませんが、
この日一日で感じた疑問をいくつか。

なぜ、校長から子どもへのお祝いの言葉を
途中で切ってまで、わざわざ親と来賓への
お礼を挟まなければならないのか。
なぜそのあと来賓全員をご丁寧に一人一人
紹介し、その度に判で押したような
「おめでとうございます」をもらっては
子ども達から「ありがとうございます」を
言わせなければならないのか。
その来賓が出席しているのにも関わらず、
その人間の所属組織が定型文の祝電を打って
さらにそれを本人の前で読み上げるのか。

なぜ、上級生が新入生へのお祝いの歌を
歌うという状況で、主賓であるはずの
1年生達を起立させて礼までさせるのか。
なぜおおよそ子ども達が一度も聴く機会など
なかったであろう、校歌や自治体の歌を
会場全体を起立させてまで歌わせるのか。

なぜ、式のあとで教室に親を移動させるのに
合図もなければ地図も出さず人も立たせず
「勝手に辿り着け」とばかりに放置するのか。
その教室に軽く50人以上が押し込められるのが
わかっていながら、なぜエアコンもかけず
窓も開けずに長時間配布物の説明をするのか。
なぜその間ただただ子ども達を待たせながら
プリントに同じことが書いてある内容を
予定時間を大幅に押してまで話し続けるのか。

なぜ、その配布物は話される説明の順ではなく
それを用意した組織毎に分けられているのか。
なぜ頼んでもないクソ重い新品の教科書を、
ただ税金をそこに回しているだけにも関わらず
「これは国が無償で配布しているものです」
という文言を刷った封筒に入れて渡すのか。
なぜ、貸与にすれば持ち帰らずに済むものを
わざわざ全員に配って大人でも引くくらいの
総重量にして、子どもに毎日背負わせるのか。

なぜPTAは、任意加入であることも言わず
退会の手続きのことも触れない会の規約を含む
一切のものを入学時にいきなり押しつけ、
しかもその中の一つを学校側が指定する
子どもの携行物に組み込み、さらに「お願い」
と称した脅迫を配布物の至る所に散りばめ、
「これをやればその後の兵役は免除されます」
とでもいうようなシステムを作ってまで
こちらの労働力を提供させようとするのか。
というか、そういう詐欺まがいのやり方を
しないと成り立たないような状態で
組織運営をさせられているのか。

他にも名前付けのことや提出物のことなど
挙げだしたらきりがないほどありますが、
式に限って言えば
とにかく大人への目配せがひどい、という
印象でした。

上に書いた来賓への低姿勢はもちろん、
親達に対しても「私達がんばってますよ」的な
アピールがすごいというか、
こんなにも子ども達のためを思って
いろいろ考えてやってるんですよと言わないと
クレームでも入れられると恐れているのか
知らないけれど、いや本当に子どものことを
考えてるなら一刻も早くこの式を終わらせろ!
と心の中で何度も叫んでいました。

その後の教室での説明も、合理性って何かね
っていうぐらいの効率の悪さ。
こんな暑さと酸素の薄さと空腹の中で
いくら口頭で説明されたって、頭に入って
こないですよ。
ついこの間運転免許センターで更新した時に
一切無駄のない講習を受けたばかりだったので
「毎年やっててこれかよ!」とまたまた
心の中で叫んでしまいました。
意味も分からないまま長時間ただ待たせられた
きなこは、この時点で完全にキレてました。

わかってますよ。
そうやって長い時間でもじっと待てるように
なる為の、訓練をしてるって言うんでしょう?
そうやって不満を言わずに耐えられるように
なることが、大人になる上で身につけなきゃ
いけないことだって言うんでしょう?

冗談じゃないんだよ。
なんで大人のダメな部分に
子どもを揃えさせようとするんだよ。
それじゃ社会はいつまで経ったって
良くなっていかないじゃないか。

実家の親に写真を送ったら電話があったので
この日のことを盛大にグチったら、
「まあ入学式ってそんなもんだよね」と。
あんた達の時も大変だったんだよ、と。
それはつまり、30年以上前から
何一つ進歩してないってことじゃんか。
「そういうもの」って皆が思ってたら、
よくないものは永遠にそのままじゃないか。
と心の中で(以下略)


…と、もうたくさんの方々が同じように
疑問を感じ理不尽な思いをしてきたであろう
「学校」という場について、フレッシュな
リアクションでもって感想を書いてみました。

とにかく誰も子どもの方を向いてない
あの空間に対して、今後うまくつき合って
いける気が今は全くしていませんが、
それでも明日の朝には本人が一人で
そこに立ち向かっていかなければなりません。
こちらとしてはその頑張りを支えることに
注力していきたいと思います。

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あー空はこんなに青いのに、な気分ですよ。