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シーホースとナッツ

父親目線で、長女「きなこ」と次女「あんこ」の子育ての記録や思ったことなどを書いていきます。

この国でやっていくしかないんだから

思うこと

今日行われた選挙の結果によって、
市民にはなるべく権利を持ってほしくない、
子ども達にはなるべく賢くなってほしくない、
そして男女平等なんて死んでも許せない、
そう考えている政党とそのお仲間の人達が
引き続き政治の場で力をふるっていくことが
決まってしまいました。

きっとこれから先、今まで以上にこの国は
強い立場の人達にだけ都合のよい、
私たち弱者にとっては生きづらい社会に
なっていくのだろうと思います。
それどころか、色々な所でこれまでの
システムが立ち行かなくなっていって、
ますますただ生きていくだけでも大変な
世の中になってしまうかもしれません。

はっきり言って絶望の気持ちで一杯ですが、
何しろそれが、他の誰のせいでもない
私たち自身の選択の結果なのです。
たとえ一人一人にどれほどいろんな思いが
あろうとも、社会全体で見てしまえば
自分達で望んで、自分達の意志で
こうなって行こうとしているのです。
それがたとえ「何も判断しない」という
消極的な選択だったとしても。
それがたとえ破滅への道だとしても。
今日の結果で、誰かを恨んでも仕方ない。

それに、たとえどんなに絶望したところで
結局明日からもこの国で生きていかなきゃ
ならないことには変わりません。
何より私たちは、子育てをしている身です。
どんなにひどい世の中でも、未来を彼らに
受け渡す役目を持っている以上、
「ここは生きる価値のない国だ」などとは
言えるはずがないのです。
私たちは次の世代に、
「こうすれば社会は良くできる」という
手本を示していかなければなりません。
たとえ今がどん底だとしても、
必ず今より良い未来を作っていける、
そういう希望を彼らに伝えていかなければ
なりません。

男女が平等でない方がいいと思っている、
そういう考えの人がいるのは事実です。
庶民には基本的人権などない方がいいと、
そう考えている人がいるのは事実です。
たとえその人達のことを否定したとしても、
その人達にとっては自分の信じることを
否定されることになるのだから、
当然反発するでしょう。
そういう考えの人もいる、という前提で、
それでもなお1つの同じ社会の中で、
彼らも含めたいろいろな考えの人達が
お互いの存在を尊重し、距離を保ちながら
全員が少しでも生きていきやすくなる、
そういう社会を私たちは目指して悩んで
考えていかなければならないのだと思います。

絶望することは、必ずしも悪いことでは
ありません。
「絶望は消せない。何度でもよみがえる。
だからそれ自体を否定するのではなく、
いつそれが襲ってこようとも
何度それに捕らわれようとも、その度に
希望を見いだし、夢を信じ続けるのが
私たちにできることだ。」
そう教えてくれたのは、去年親子で見ていた
『Go!プリンセスプリキュア』でした。

せめて今日くらいは、
思いっきり絶望したらいいと思います。
「何であれだけ頑張ったのに、
いつもこんな結果になるんだよ!」と、
床に突っ伏して泣いたっていいと思います。
でも明日になったら、
また前を向いて、
希望を持って、
未来を今よりも少しでも良いものに
していくことを目指して、
できることをやっていきたいと思います。

それが子ども達に見せられる、
精一杯の親の姿だと思います。