読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

シーホースとナッツ

父親目線で、長女「きなこ」と次女「あんこ」の子育ての記録や思ったことなどを書いていきます。

人生最低の日(感覚比)

きなこのインフルエンザは、なかなか
熱が下がらず、当初の想定より一日遅れて
木曜日からの幼稚園復帰となりました。

さすがにずっと家から出られなかったので
本人もつまらなさがたまっていたのか、
前日から「明日からまた幼稚園だね」と
口が酸っぱくなるくらい言ってたからか、
復帰当日の朝は大きなトラブルもなく
お迎えの後も普段と変わった所は
特になかったそうです。

ただ、当然体力もかなり落ちているだろうし
久しぶりの幼稚園で疲れただろうしで、
夜には限界が来たのかいつもより早く
寝てしまったそうです。
「そうです」というのは、この日は珍しく
僕がどうしても抜けられない仕事があって
家に着いたのが21時だったので、きなこが
寝てしまった時間に間に合わなかったのです。
ヨメにはあんこも含めて2人のお風呂を
1人でお願いすることになってしまい、
さらにきなこが途中で眠くなってしまうという
かなりのバタバタを強いてしまいました。

また、きなこから久しぶりの幼稚園が
どうだったかを聞けなかったこと、
毎晩寝かしつけの時にやっている
「今日も頑張ったね」を伝えることが
できなかったのは心残りでしたが、
まあとにかくたっぷり寝てもらえたらと思い
次の日を迎えたのでした。

明けて金曜日、普段通りに起きたきなこ。
起きたというか、布団から出てこないので
いつものように半ば強制的に起こしたのですが
それでも特に普段と変わった様子もなく。
ただ、この時点で飛び出したのが
「今日幼稚園行きたくない」。
まあ寝起きだし、お腹が空いてるせいかなと
何となくスルーして、その後ご飯は順調に進み
いよいよ着替えて出るだけという段になって、
再び「幼稚園行きたくない!」と大泣き。

内心「またか…」とも思いつつ、
これまた普段通りに理由を聞き出したり、
交換条件を出してみたり、
ちょっと強硬的に出てみたりと
とにかく押したり引いたり、今まで試した
あらゆる方法で掛け合ってみるも、この日は
とにかく「行きたくない!」の一点張り。

この時点で普段の出発時間はとうに過ぎ、
幼稚園の登園期限もあやしくなってきて、
ヨメからは「もう無理なんじゃない?」と
白旗宣言が。ヨメにしてみれば、
僕が会社に行くタイムリミットとの板挟みで
追いつめられていっているのは明らかだし、
自分が今日一日を引き受けることで
何とか解決をはかってくれようとして
いたのでしょうが、僕からしてみれば
ここまでいろんな手を尽くして頑張って
きたのに、もうここで諦めちゃうのかよ、
というくらいの気持ちでした。

特に直前、パジャマ姿のまま抱っこしていた
きなこを「もうこのまま行っちゃうか!」と
冗談っぽく玄関に連れて行ってみたら、
本人の気持ちがちょっとほぐれたのか
「何言ってんのパパ~(笑)」みたいな表情が
出ていたので、まだ望みがあるかなと
前向きになりかけたところだったので、
よけいに意固地になってしまっていました。

結局そのあと再度泣き出してしまったので
ヨメの提案を飲むしかなかったのですが、
うまくやれなかった無力感と、せっかく
インフルの間ずっと2人同時育児を続けて、
ようやく解放されたヨメに再びあの苦しみを
味わわさせてしまう申し訳なさと、
結局時間に追われてイライラしてしまった
自分に対する情けなさで一杯の中、ヨメの
「こんな状態でムリヤリ行かせられないよ…
パジャマのまま連れてくとか…」の言葉に、
さっきの自分の行動まで責められて
いるような感覚になってしまい、さらに
ヨメにまで八つ当たりをしてしまいました。

そんな親2人のただならぬ様子を見て
きなこはさらに泣き出してしまうし、
もはや家族全員がぐちゃぐちゃな中
僕は逃げるように家を出て
仕事に行くしかできませんでした。

その日も仕事は山積み、何とか1秒でも
早く帰ろうと昼休みも取らずに頑張っても
結局普段より遅い時間になって会社を出て、
ヨメには再度謝罪のメールを送り、
もうボロボロの気持ちで家に帰ると、
きなこが何故か「何かプレゼントは?」と。
今朝あんなことがあったのに、ごほうびが
もらえるわけがないのに…という気持ちで、
とにかく疲れていたし急いでいたので
ろくな返答もせずに夕食をかき込んでいたら、
またもやここから突然の大泣き。

ヨメが何を言っても泣きやまず、
理由を聞いても何も出てこず、
ただただ泣き続けるきなこ。
途中からは何か言いたそうに僕の所にくるも、
やっぱり泣いてしまって何も言えず。

後々想像するに、「パパが怒ってる」と
感じたんだと思います。
朝にはあんなことがあって、帰ってきても
笑顔もなくリアクションもそっけないパパ。
恐かったんだろうと思います。
この後とにかくあんこのお風呂だけは進めて、
同時に自分のお風呂は音速で済ませて、
本来ここに入るはずのきなこのお風呂は
相変わらず泣いているので諦めて
とにかくフォローに入ると、泣き疲れたのか
そもそも眠くなっていたのか、着替えも
歯磨きも何もしないまま寝てしまいました。

ふと気づくと、枕元にはいつ持ってきたのか
アイカツのカード。
きなこがインフルエンザで外に出られない間、
「今度のお休みには一緒にお店でやろうね」
と2人で約束していたものでした。
次の日が、その約束の日。
ずっと楽しみにしていたんだと思います。

この日はもう、僕も限界でした。
この後とにかくやることだけ全部済ませて、
普段よりずっと早く寝ました。
きなこが眠りに落ちてしまう直前、
「パパは疲れてただけで怒ってないよ」
「今日はイヤなことたくさん言ってごめんね」
「明日また頑張ろうね」
ととにかく伝えて、その都度きなこが
頷いてくれたのが、せめてもの救いでした。

そんな最低最悪な一日が、明けて今日。
今日は朝からとにかく、
・焦らない
・何かを強要しない
・「今日は行ける?」とか聞かない
と固く心に言い聞かせて、ただ普段より
ちょっと早めにきなこを起こしに行きました。
結果は、きわめてスムーズ。
前日に幼稚園を諦める決定をした時、
ヨメがきなこに
「今日はお休みにするけど、明日は行こうね」
としっかり約束してくれていたのが功を
奏したのか、ただ寝起きが良かっただけなのか
実際の所は本人にしかわかりません。
いずれにしても、全く準備も滞ることなく
しかも非常に機嫌良く登園して行きました。
そして午後、約束通りお店に行って
アイカツのゲームを2人で一緒に楽しみました。

きなこが幼稚園に行っている間、一念発起して
風呂場の隣の洗面台に随分カビが出ていたのを
掃除しました。
わりと前から気になっていたのですが、
またここ最近の陽気に合わせて一気に
増えだしていたのも気づいていたのですが、
余裕がなくて手が付けられずにいました。

それを今日、お迎えの時間ギリギリまで使って
徹底的にキレイに落としました。
実際に汚れがなくなったこと以上に
これまで気になっていたのがスッキリしたし、
「何だか脱衣所全体が明るくなった」と
ヨメにもたいそう喜んでもらえました。

よく「育児中は部屋が汚れるのを気にするな」
というようなアドバイスを見かけます。
実際我が家も、いくら部屋が散らかろうが
食器が片づけられていなかろうが
「しょうがない」と思うようにしようと、
夫婦で幾度となく話したものでした。
でも、実際部屋がきれいになると自分自身が
何より気持ちいいし、普段の鬱積した気持ちも
ちょっと晴れるような気がします。

時間と気持ちに余裕がない時、
いろんなことを捨てていく作業が必要ですが、
もし他に「別にやらなくてもいいこと」が
あるのだとしたら、そっちをやめて代わりに
「やりたいのに、やれないでいたこと」に
時間をあげてみるのもいいのかもしれません。

明日からもまた頑張ろうと思います。