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シーホースとナッツ

父親目線で、長女「きなこ」と次女「あんこ」の子育ての記録や思ったことなどを書いていきます。

わがままなのはどっちだ

4歳にはなりましたが、きなこの勝手ぶりは
今日も今日とて絶好調であります。

僕は平日、朝の幼稚園への登園までと
夜家に帰ってから寝るまでの数時間しか
相手をしていませんが、その間だけでも日々
いつまでたっても布団から起きてこないのを
「さぁ起きようねー!」と焚き付け、
いつまでたってもご飯が食べきらないのを
「次は卵行ってみようか~!」と鼓舞し、
いつまでたってもトイレが終わらないのを
「踏み台は片づけてあげるから!」と支援し、
いつまでたってもお風呂から上がらないのを
「お湯が冷めたら寒くなっちゃうから!」と
説得するようなことを、
毎日毎日続けているとほんとに疲れますし、
いつだってイライラを抑えきれずに
怒ってしまいそうなギリギリの状態で
相手をしています。ていうか怒ってます。

昼間は昼間で、最近ヨメがお迎えに行くと
特にわがままっぷりが爆発しているようで、
公園に行きたい、お店に行きたい、
なんか買いたい、なんか食べたい、
歩きたくない、帰りたくない、早く帰りたい…
と伝え聞いてるだけでも泣けてくるし、
それにあんこを抱っこした状態で相手する
ヨメのストレスはいかばかりかと思います。

言ってしまえば「もうわがまますぎて
手に負えない」という感じなのですが、
先日幼稚園で先生との面談があり、そこで
きなこの園での様子が少しわかりました。
ある程度予想はしていたものの、園ではかなり
きちんといろんなことができているようです。
言われたことは守るし、給食で苦手なものも
頑張って食べられるようになってきているし、
運動会でもおゆうぎ会でもあれだけ
きっちりフリを覚えているということは、
それだけしっかり気を張ってまじめに
取り組んでいるということなのでしょう。

また先日の「幼稚園拒否事件」のことも
あったし、やはり本人は園に行っている間
相当ストレスを受けているのかもしれません。
その分が降園後、あるいは家での身勝手な
行動になっている可能性はあると思います。
我々だって日々の子育てで疲れた分、
夜ちょっと甘いものを食べて埋め合わせを
したりしています。それと同じように、
彼女もまた家にいる時くらいはわがままを
言いたいし、いろんな要求を出してはそれに
応えてもらいたいと思うのかもしれません。

それ以前に、朝起きる時間も、登園時間も、
それは結局全て大人の側の都合です。
別に本人に頼まれてそうしていることなんて
何一つなくて、要は大人の時間の流れに
彼女を巻き込んでいるだけなのです。
本人からしてみれば、何事も自分のペースで
取り組みたいところを、親たちの方が勝手に
「いつまでに終わらせろ、さぁ次をやれ」と
次々要求してきているようなものなわけで、
お前らの方がよっぽどわがままを言っていると
実は思っているかもしれません。

もちろん社会で生きていく以上は、ある程度
ルールに合わせていかないわけにいきません。
そもそもルールはみんなが円滑にトラブルなく
過ごしていけるためにあるので、それに
合わせていくこと自体は、成長するにつれ
もちろん身につけていってもらわなきゃ
いけないことだと思います。
とはいえ、現時点で本人にとってそんなのは
「知ったこっちゃないこと」であるのもまた
事実だと思うのです。

あともう一つ、いくらこちらの都合に
合わせてもらうのが仕方ないことだとしても、
あくまで本人の「こうしたい」という気持ちは
無視したり、封じ込めたりしちゃいけない。
それは大事な「感情」だから。
たとえ今は叶えてあげられないとしても、
本人の中にある感情の存在自体を
否定してはいけないのだと思います。
そうして「感じること」を否定され続けた結果
何が自分の感情なのかもわからなくなって
しまったような大人を、実際よく見かけます。
そんなふうには、やっぱりなって欲しくない。

現実に全てを許容することは、こちらの
貧弱なキャパシティでは無理なことだけれど、
せめて意識のどこかでは
「わがままを言っているのは大人の方かも」
ということを考えておきたいし、
子どもも子どもでつらい思いをしている
可能性のことには思いを馳せておきたいし、
そうやって感情をむき出しにして
わがままを言ってくること、その感情を
持つこと自体が悪いことだなどとは
思わせないようにしつつ、やれる範囲で
接していけたらと思うのでした。

と言いつつきっと明日の朝にはまたさっそく
イライラしどおしになるんだろうし、
夜にはまたヨメと2人で肩をたたき合って
「今日もしんどかったね…!」って
やるんだろうと思いますが。