シーホースとナッツ

父親目線で、長女「きなこ」と次女「あんこ」の子育ての記録や思ったことなどを書いていきます。

申し子なのか

昨日は東京地方も大雪になりましたね。
都心はもうほとんど残っていませんが、
家の周りはまだまだ雪景色です。

きなこは今年の冬、というかまだ秋のうちから
とにかく雪が降るのを心待ちにしていました。
「寒くなってきたねぇ。もうすぐ冬だもんね」
なんていう話をする度に、「雪降る!?」と
聞いてくるほどの前のめりっぷり。
とにかく事ある毎に、雪はいつ降るんだと
聞かれ続ける今シーズンでした。

そして本人的には念願の雪の予報。
しかし、実は我が家的にはそれどころではなく
当日を迎えていました。というのも、
前日の昼間からきなこの鼻がズルズル。
夜もそのせいかうなされて、その声のせいで
今度はあんこが起きてしまい、泣き声によって
きなこも起きてしまうという連鎖状態。
最終的には別々の部屋でヨメがあんこ、
僕がきなこを同時に寝かしつけることで
何とかその夜を乗り切っていたのでした。

そして朝起きてみれば既に外は真っ白。
きなこ的には待ちに待った積雪なはずでした。
しかしその日は休み明け。
先週あんなことがあったこともあって、
果たして素直に幼稚園に行けるのかどうか。
前日のうちから連絡網で幼稚園は「自由登園」
(行ってもいかなくてもいい)だということが
伝わってはきていたものの、
ヨメのことを思えばやはり行ってもらえた方が
ありがたいはありがたい。
結局とにかく本人が起きてみて、
体調を見てから判断することになりました。

その結果は。
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↑大はしゃぎで幼稚園に向かうきなこです。
鼻水なんか何のその、ガンガン準備して
当然のように家を出発していきました。
雪はすでに雨に変わっており、結構強い降り。
地面はまだ踏み固められてない雪の上に
雨がかぶったせいで、グチョグチョの状態。
しかも風も相当強く、一回はきなこの傘が
あおられて飛ばされそうになるほどでした。

大人だってこんな中歩くのは心が折れそうに
なるほどの悪条件でしたが、きなこは
「大丈夫、私頑張れるよ!」と超前向き。
僕も強行軍を先導しながら変なノリになって
「よし、この車の跡を歩けば大丈夫だ!」
「きっと着けるよ!」「あとちょっとだよ!」
と、何かのブートキャンプか探検隊のような
変なテンションで、2人で歩き続けました。
そうして幼稚園に着いてみれば、まだほとんど
来ている子どももおらず静まりかえっていて、
先生はちゃんと待っていてくれていましたが
教室にはまだ照明もついておらず。
きなこは相変わらず垂れる鼻水も気にせず、
「やってやったぜ!」とばかりに充実した顔で
その教室へと消えて行ったのでした。

そのまま僕も、ノロノロ運転の電車に乗って
15分遅れで会社に行き、普通に仕事をして、
そろそろ帰る時間も気になり始めた、
夕方のこと。ヨメからメールがあり、
「きなこが寝ちゃってぜんぜん起きない」と。
そのまま夕飯もとらず、当然お風呂も入らず
周りがいくらうるさかろうが関係なく
きなこは眠り続けたのでした。
昼間の上がりきったテンションが、一気に
ここへ来て疲れに出たのでしょうか。
まさに「電池切れ」状態でした。

でもそのおかげで、数ヶ月ぶりに熱いお風呂に
たっぷり浸かれ、その後も最近なかったくらい
ゆったりとした夜を過ごし、ヨメと2人で
「今日は特別疲れたねー」なんて話をしながら
床についた、その後のこと。

「パパ、おなか空いちゃった」の声に起こされて
時計を見てみると、午前3時。
夕食を食べ損ねた彼女のお腹が限界に達したのは
まさかの真夜中だったようです。
結局つき合ってリビングに行き、
牛乳とスライスチーズを1枚食べると
満足したのかトイレに寄って寝室に戻り、でも
相変わらず鼻水は出るしお茶よこせって言うし
眠れないからもう一回リビング行きたい言うし
何だかんだで軽く1時間以上はつき合っていた
ように思います。
そうして2日連続で寝不足の中、
今これを書いています。

明けて本日。前日の雪が溶けきらず、
道路は再びカチカチの氷の中。
再びきなこのテンションはMAXです。
今日は天気も良く傘も不要になったので
改めていろんな所の雪を触りたがったり、
水たまりに張った氷を踏んで遊んだり、
凍った地面も「つるつるだよ~!」と
堪能しまくり、再び前日並みのテンションで
今日も元気に登園していったのでした。

夜はさすがに夕飯前に寝てしまったりは
なかったものの、寝かし付けを始めて
5分もたたずに寝てしまいました。
彼女の、この気持ちの盛り上がりは
いったいどこからくるのでしょうか。
それとも同じくらいの年齢の子なら、
誰だって雪にこれくらいにテンションが
振り切れるものなのでしょうか。

考えてみれば、きなこが生まれる前の晩
今回と同じように大雪が降ったのです。
その雪があちこちで山積みにされた道を
踏みしめかき分けながら病院に行き、
無事きなこの誕生を迎えたのでした。
そう思うと、ここまで雪が好きなのも
何となく当然というか、だったらもう
こっちも極力つき合ってあげようかな、
という気持ちになりますね。

我々だともう、雪と聞けば交通機関の
状況をまず気にしなきゃだったり、
単純に寒かったり、おっくうだったりと
あまり良いイメージを持てずにいます。
それに対してここまで全力で肯定できる
子どもの感覚は、やっぱりなるべく
大事にしてあげたいなと思うのでした。

でも次は、雪のあとに雨が降るのは
できたら止めてもらえると嬉しいです。
雪だるま作れるような雪じゃなかった
ことをきなこが結構残念がってます。