シーホースとナッツ

長女「きなこ」と次女「あんこ」の子育て中に考えたこと、の保管場所。

ネコのこと その5

個人的な願望としては、子どもにはなるべく多くの
「他人」と関わって欲しいと思っています。
異なる価値観、異なる思想を持つ人と接することで、
柔軟でフラットな目線で物事を見られるように
なるんじゃないかと思うからです。

しかし残念ながら、ウチは夫婦揃って人見知り。
いろんな人と関わるのなんて夢のまた夢だし、
親元を離れて二人暮らしなので家族も最小単位です。
そんな中、家にネコがいてくれるというのは実は
すごくありがたいことだと思っていたりします。
この「ザ・マイペース」な生き物は、まさに
異質な存在として子どもに関わってくれるでしょう。
話は通じないけど、どうやらこちらの
言っていることは何となくわかるらしい。
体は小さいけれど、身体能力は人間より高いようだ。
こんな生き物と一緒に暮らすというのは、
きっと我々親だけでは与えられない沢山の刺激を
子どもにもたらしてくれることと思います。

2匹は今8歳、長生きしてくれれば子どもが小学校に
上がった後まで僕らと一緒にいてくれるでしょう。
子どもが人格を形成していくその間に、ネコの存在が
どれ程大きな影響を与えてくれるか計り知れません。
彼らには、今のうちから心よりありがとうと
伝えておきたい気持ちでいっぱいなのです。